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Dr.KOTO

男性 - 東京都 (1976年生まれ)

▼カメロンパンは、コモディイイダ亀戸店にて絶賛発売中でしたが、現在販売を停止している模様です。▼コトーじゃなくて、コートーです。えとう区民ですので。▼投稿(≠採点)は単なる備忘録なので、あまり突っ込まないで下さい。▼なお、90点台と80点台の間には、超えられない壁を設けているつもりです。

平均点 75.800点
最終レビュー日 2019年10月19日
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レビュー 店舗 スキ いいね
90

「ちゃんぽん」@松福の写真もやし、キャベツ、キクラゲを軸とした、潤沢な野菜。豚肉、イカ、蒲鉾、天婦羅と言った定番の具材が惜しみなく投じられ、そのボリューム感は申し分がない。手早く適度に炒められ、香ばしさが厨房から客席へと漂い広がって行く。
具材へ適度に火を入れた後、久留米ラーメンの流れを汲んだ力強い豚骨スープを加えて煮込む事で、旨味の渾然一体が確約される。ちゃんぽん麺を投じて更に加熱を続ければ、贅沢な風味を遠慮なく振り撒きながら、ちゃんぽんが完成された。
何と言うバランスの良さだろうか。塩味は程々、絶妙に残り活かされた素材由来の食感と味。やや柔らかめのちゃんぽん麺は、具やスープを十分に絡めながら食べ進めたい。穏やかな甘みと喉越しの滑らかさ。癖になるどっしりとした手応え。
悠然なる雰囲気の中、時間を忘れて嗜む一杯。毎日でも食べたくなる味だ。

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80

「ラーメン」@松福の写真佐賀と言っても、ここは鹿島市。故に長崎に近い味を予想し配膳を待ったが、まさか質の高い濃厚な久留米ラーメンに出会えるとは思っても見なかった。玉子ラーメンもあったので、佐賀ラーメンの文化を踏襲しているのだろうか。
力強さと逞しさ。旨味は、実に強靭だ。躍動感溢れる褐色のスープは、市街地から外れた長閑な宅地で、泰然とした老夫婦が営む食堂で出て来る品質のものとは思えない。抜かりなく手を尽くした仕込みの情熱なくして、この味は保てまい。
肌白のストレート中麺は、豊潤な小麦の風味を保ちながらも、スープと互恵の関係性を崩さない。茹で加減良く若干柔らかめな歯触りだが、こしに粘りがあり、喉越しの滑らかさも相まって、箸の動きが次第に禿しさを増して行く。
地元の名店とは斯く在りき。この味、ラーメン一杯で済ませる訳にはいかない。

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95

「大盛ラーメン」@一竜軒の写真完璧。そうとしか言いようのない、圧倒的な調和の妙。
あっさり感のある口当たりの直後、濃厚な豚の旨味が渦のように押し迫る。時に力強く、時に溢れんばかりの慈愛を伴い、自在に形を変えながら、味覚と嗅覚を支配するスープの完成度には感動すら覚える。毎回、味が微妙に違うのに。
近隣の圧倒的な支持の元、積年の蓄積で仕上げられた一杯。ジンワリと胃の底に滲むような感覚が琴線を揺さぶり蓮華を躍動させれば、ストレート中麺が滑らかに唇を流れ、野生的な旨味が瞬く間に鼻先を駆け抜ける。粘りのあるコシと、甘い香り。
移転前に暖簾を構えていた北九地区を中心に、様々な店に影響を及ぼしている老舗は、久留米ラーメンの系譜を独自に進化させ、来客全てに笑顔の魔法を掛け続ける。久留米ラーメンが好きな方なら、訪問必須の名店と称して間違いないだろう。

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80

「卵入りラーメン」@幸陽閣の写真豚骨ラーメンも多種多様だが、中でも佐賀ラーメンは奥が深い。濃厚さと力強さを覚えるひと口目。次第に豚の風味に慣れれば、滑らかな喉元の流れと広がりに優れた香りの抜けに驚かされ、最後はすっきりとした後味に支配される。
老舗の暖簾は、そんな佐賀豚骨の魅力を十分に楽しませてくれる事だろう。野趣は重厚ながらも、迫りの長閑さにはかえって落ち着きを感じてしまう。わんぱく相撲に現れた横綱が、笑顔で子供達を相手にしてくれるかのような和やかさだ。
プリプリした歯応えの中細麺。素朴に漂う甘さと、粘りのあるコシに後押しされ、踊るように箸が動く。蓮華の上で玉子の黄身を潰し、豚骨スープ滴る麺に絡めて食べ進めよう。これ以上のご馳走があるだろうか。いや、ない(反語)。
良い意味で垢抜けていない。垢抜ける事もない。円熟の味は、この日も健在だった。

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「持ち帰りラーメン」@丸幸ラーメンセンター 基山店の写真※葱は自前です。
この人気店、何と店の味をそのまま自宅に持ち帰る事が可能だ。
調理は簡単。スープを湯煎し、麺は適度に茹でるだけだ。店舗で調理したスープ、醤油だれ、ラードがそのままその場でパッキングされており、濃縮還元モノや粉末モノと違い、ほぼ店そのままのクオリティが楽しめる。チャーシューも、しっかり二枚入り。
中細のストレート麺ゆえ、茹で時間が短めで、尚且つ替え麺前提のため分量も少なめ。従って、茹で湯の温度が下がり難く、茹で具合の失敗も起こり難い。湯切りが丁寧に行える分だけ、店舗より高品質に仕上がる可能性すら見え隠れする程だ。
スープはクリーミーで濃厚そのもの。高圧で炊いたスープならではの奥深さは、ラードで更に香り高まり旨味が増す。賞味期限はやや短めだが、オススメのお土産だ。

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「ミニ特製ちゃんぽん」@伊万里ちゃんぽんの写真スープの素性を考えるに、豚骨だけではなく鶏も入っているのだろうか。旨味濃厚な素直な白湯スープは、円やかだが重さはまるで感じられない。
但し、上モノの旨味がスープと融合しているとは言い難い。特製にしたので、帆立、イカ、エビ、椎茸など旨味に自信ニキな具材を揃えていたが、ちゃんぽんの醍醐味である渾然一体感には貢献が認められない。スープを汚さない調理が狙いなのか。
とは言え、豊富な具の食感と味は、そのまま存分に楽しめる。直火で炒められた感がほぼゼロとは言え、弾力に優れた食感は、柔らかめなストレート中太ちゃんぽん麺と相性抜群。油分が控えめなためか、ボリュームの割に麺量の多さも気にならない。
ミニとは言え、麺150gの具が440gの大盤振る舞い。味が上品で変化の乏しさを感じたが、そのボリュームは申し分なく、食べる楽しさに溢れた一杯だ。

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「ラーメン+ねぎ」@丸幸ラーメンセンター 基山店の写真3号線でラーメンと言えば、まず丸星中華そばセンターかこの看板の名前が挙がる。繁盛していない時間帯を探す方が一苦労。毎日通う方も、結構いらっしゃるそうだ。
毎日通える味の実態は、実に大胆な構成だ。醤油だれの味は濃いめ。ラードもこってり。旨味調味料も大量混入。こう書くと、ジャンクでチープに聞こえるが、軸となる豚頭が濃厚かつ円やかで深みに富んでおり、蓮華の動きを止める事が実に難しい。
ストレート中細麺は、硬麺指定しなくても硬麺で登場する事が多いと思われる。湯切りが甘く、ボイル臭が甚だしい状態だったが、それを直ちに追い掛けて来るスープの野趣と、小葱の爽やかさによって、全てが丸く収まってしまう。何と言う懐深さか。
全体的に作りは雑だが、長年のノウハウにより自然と最適化が図られているような魔法の一杯。恐らく日々味は違うが、それを「ブレ」と感じる事はないだろう。

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75

「ラーメン」@大臣閣の写真ラーメン店と言うより焼肉やさんな外観に一抹の不安を抱きつつ暖簾を潜ると、そこには老舗の穏やかさに溢れきった、和やかな空間が広がっていた。
しかし、その雰囲気を一蹴する一杯には驚きを禁じえない。大変濃厚な、髄まで炊き込んだかのような豚骨スープ。油のこってり感は余りないため口当たりに重さはないが、豚の厚みが凄まじく、食べ応えは相当なもの。骨髄のザラつきも感じられる。
しなやかなフォルムが眩しい、中細のストレート麺。素朴で甘い小麦の香りは魅力、威力とも十分で、サクッと歯切れの良い食感も手伝い箸が踊るように動いてしまう。佐賀ならではの、久留米に近い麺。これが、この一杯の主役に他ならない。
醤油だれがかなり濃く、喉元に残る感覚もあるため、久留米の濃厚さがルーツの一杯なのかも知れない。佐賀ラーメンを期待して訪問するのは、避けた方が無難だろう。

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「ラーメン」@駅前ラーメン ビッグワンの写真佐賀の駅前でトラディショナルな佐賀ラーメンが食べたければ、この店の暖簾を目指せば良い。強面の職人然とした大将。黙々と仕込みに精を出しているが、トイレに飾られた似顔絵の笑顔からは、無骨だが優しい九州男児の本質を察する事が出来る。
穏やかで柔らかな豚骨スープ。しかし野趣は侮れず、豚臭さもはしっかり強烈だ。旨味調味料が凄まじく効いているため、只でさえ良質の豚骨が飛躍的に旨味を増す事になる。塩味も強めなため、ライスなどとの相性は抜群なのではないだろうか。
中細ストレート麺は(佐賀ラーメンなので)特に硬さ指定をしなかったが、シコシコとした歯応えがリズミカルに脳を刺激する。佐賀ラーメン独特のしなやかなフォルムと、素朴な香りの高さ。スープと麺、互いに譲らぬ存在感。見た目に反し、力強さに溢れた一杯だ。

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「玉子ラーメン」@らーめん もとむらの写真外扉を開いた瞬間に漂う獣臭さ。テンションは一気に青天井。もう、待ちきれん。
配膳されたラーメンは、佐賀ラーメンならではの薄い色合いの豚骨白湯だ。深く分厚い豚の旨味と、香ばしいラードの風味。骨髄まで煮込み尽くしたかのような、濃厚さとコクの深さが素晴らしい。蓮華を動かすたびに、豚臭さが喉元に絡み付く。
しかし、ラード層が豚臭さを封じ込めているためか、蓮華でスープを掬った時や、しなやかなストレート中細麺を引き揚げた時以外、この暴れん坊な野趣が弾ける事はない。塩味が強く旨味調味料もタフな量が入っている事は疑いないが、蓮華が全く止まらない。
ストレート中麺は、小麦特有の甘い香りがギュッと詰まったような印象。香りの高さがスープの野趣をリセットし、スープがそこに更に被さる。永久機関の完成だ。

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