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Dr.KOTO@とんこつ月間

男性 - 東京都 (1976年生まれ)

▼カメロンパンは、コモディイイダ亀戸店にて絶賛発売中でしたが、現在販売を停止している模様です。▼コトーじゃなくて、コートーです。えとう区民ですので。▼投稿(≠採点)は単なる備忘録なので、あまり突っ込まないで下さい。▼なお、90点台と80点台の間には、超えられない壁を設けているつもりです。

平均点 75.817点
最終レビュー日 2019年6月25日
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レビュー 店舗 スキ いいね

「ラーメン」@やまや食堂の写真ひと口目から全力投球でうまい。最後の最後まで、衰え知らずにうまい。鶏がら主体に豚骨をブレンドし、仄かに甘みを蓄えた醤油だれで味を整える。コクのあるあっさりスープ。うまさの決め手として、調味料も多用している。
そんなスープの魅力をダイレクトに伝えるのは、太さ不揃いの手打ち麺。確かな歯応えのものから、ピロッピロで柔らかく腰抜けなものまで多種多様だが、その全てが香り芳醇で喉越しが良く、溶けるように胃袋へと消えて行く。
麺がスープを吸う事で、勝手に果たされる渾然一体。チャーシューはスープの仕込みで旨味を抜かれており、ダシガラ感は否めないが、肉質良く、トラディショナルな全体風采と完璧に同調している。大変ホッとする味だ。
来客は、概ね常連さんだろうか。近場で日々通う方々が、心底羨ましい。

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「ネギラーメン+ネギ増+味付き玉子」@ラーメンショップ 薮塚店の写真臭い。この臭さ。スープが臭いわけではない。食後の、胃腸から漏れる匂いが絶望的に臭い。どっしり円やかな豚骨の躍動感こそが全ての基本、背脂がワイルドな微乳化への架け橋を担い、醤油だれの濃い味を巧妙に隠蔽する。
ニンニクを放り込み、胡椒を塗す。ネギはダブルだ、胡麻油と調味料、そして旨味調味料が大胆に和えられ、最初のひと口が取り急ぎ劇的にキマる。シャキシャキから、クタクタへ。しかし繊維が弱っても、ネギ臭さは衰えない。
硬めでお願いした中細麺。束の力で遠慮知らずにスープを巻き上げるため、粘り腰のたびに鼻先へ抜ける爽やかな小麦の香りは充実のひと言、この食感を受けて、スープのコクが一層深く感じられる。魅せられるとは、この事か。
驚くべきは、この臭い品物に行列が途切れぬ事か。皆さん、どうかしてるぜ。

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「塩味玉そば」@支那そば なかじまの写真黄金色に澄んだ湯面。味の決め手として機能しているのが焦がしネギ油である事は疑いないが、揺るがぬ中枢を担うのは、芳醇にして潤沢な鶏の旨味。
あっさりしながらも奥行きが深く、円やかな旨味に魅せられる。鶏がら、丸鶏。和音の如き彩りの魚介だし。気持ち雑味を残しているのは、意図的なものだろう。塩だれは塩味ではなく、味の深淵を強調させるためのものだ。
中細ストレート麺。スープの息吹が強いため、やや腰に粘りの出るこの茹で加減は絶妙だ。小麦の甘みが滲み出し、スープと舌先で渾然一体を果たす。鼻先に抜ける風味は華やかで、派手さはないが琴線を揺さぶって止まない。
チャーシューやメンマを含め、具の完成度も高い次元ながら、最終的にはスープと麺に回帰する。初訪ゆえワンタンは避けたが、興味深いトッピングだ。

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「ネギラーメン」@ラーメンショップ 薮塚店の写真夕方前は、スープのコンディションが余り良くないタイミングと聞いていたが、十分過ぎるくらいに力のある口当たりに思わず頬が緩んでしまう。
あっさり感を残しながらも、円やかさと厚みを兼ね添えた豚骨のダイナミズム。背脂で迫力を醸し、起伏と食べ応えが補完される。既に、十分うまい。
そして、ネギ。ネギがないと、この一杯は完成を見ない。醤油だれ、胡麻油、白い粉が全体に満遍なく和えられ、これが馴染むとスープのグレードが一段階上の領域に到達する。ネギラーメン、後は無心で貪り食うだけだ。
生きているストレート中麺、やや柔らかめで、粘り腰の感覚で歯応えのたびに滲み出る小麦の甘さ、麺は生きている事を確信出来る仕上がり。スープを余さず受け止めつつ、ネギ奏でる食感の調和を満喫した。やはり、うまい。

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「中華そば+ゆでたまご」@森田屋支店の写真粉モノ文化が浸透する上州に於いて、自家製の手打ち麺が発達し浸透するのは自然の摂理。他の地域で食べる手打ち麺とは、また違った魅力が詰まっている。
森田屋独特の配合、製麺方法があるのだろうか。食べ始めは腰の粘りが印象的で、小麦の旨味が溶けるように喉元から鼻先へと抜けて行く。小細工がなく、素材そのものの風味が活かされた麺の魅力。主役が麺である事は、瞬時にして確信出来る。
時間の経過に比例して、徐々に麺が溶けてスープに厚みを供与する。豚と鶏のガラスープはあっさりとした口当たりで穏やかな香りだが、麺が溶け込み厚みが増せば、また別の表情が楽しめるから不思議だ。麺量が常識的なのが大変有り難い。
入店時、全員が梅割りとアテを嗜み、食事客はゼロ。単独入店には優木と決意が必要だろうが、一旦入ってしまえば、そこは雰囲気の良い街の食堂だ。

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「醤油ラーメン」@秀来軒の写真流行の店は廃りも早いが、地元の食堂が廃れる事はない。食事は即ち文化の顕れ。手打ち、この味を知らずして、上州の風を知る事は出来ない。
主役は勿論、腰に優れた手打ち麺。滑らかに唇を潜り抜け、もちもちした歯応えの度に優しい甘みが仄かに鼻先を舞う。幾らでも食べられるような錯覚すらも漂うが、それを見計らったかのような物量。実に豪勢、粉モノ文化圏上州の矜持だろうか。
スープ豚や鶏のがらを主体としながらも、鰹が強めに効いているため味に起伏に富み、飽き知らずに蓮華が踊る。麺との関係性は、優劣ではなく協調。どれだけの時間を掛けて、このバランスに到達したのだろうか。毎日だって食べられそうだ。
賑わいの主は概ね地元の方々であり、若干のアウェー感がある事は確かだ。しかし、街の食堂たる装いと肩肘張らぬ雰囲気に、寛ぎを覚えぬ理由はない。

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「お醤油らーめん」@らーめん芝浜の写真朝7時からこのラーメンが食べられる。近隣の方々は、何と恵まれているのだろうか。クリアだが芳醇にして濃厚な、たまり醤油のような風味の強さに食欲が刺激され、あっさりしながらも円やかな鶏の旨味が底知れぬ奥行きに感じられてしまった。
癖がないようで、癖がある。落ち着いた口当たりだが、無心で惹き込まれてしまう。どれだけ手間と量を駆使すれば、これほどに起伏ある鶏スープが作れるのだろう。
昔、吉祥寺に源宗近と言う店があったが、それに近い和洋折衷なだしの魅力。小洒落た完成度だが、何処か男臭さも感じられる。スープと麺を軸とする店が支配的な中、それらへの絶対の自信がたれへの拘りへと歩を進めさせたのだろうか。
しなやかなストレート中麺は腰に粘りがあり、香り爽やかなにして甘味に優れ箸が自然と躍動してしまう。油が少し邪魔なので、次回は少なめでお願いしてみたい。

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「ラーメン」@佐野ラーメン 飛龍の写真上質な深い旨味。醤油だれで更に香りの広がりが醸し出され、縦横に漂う鶏がらや豚がらの柔らかな風味が、鼻先を所狭しと支配し続ける。湯気の舞いはそのまま嗅覚を巡り食欲を刺激し、飲酒後の五臓六腑へ癒しのサインを送り続ける。
肉厚のバラチャーシューは味付けも程々に、脂と肉のバランス良く歯応えを保つ。噛めばどっしりとした肉質の力強さが十分楽しめるが、後味儚く、箸の往来に躍動感を与えてくれた。引き揚げた縮れ平打ち太麺。スープを纏い、輝くフォルム。
滑らかに唇を駆け抜ければ、歯触りの弾力と、歯切れ良いコシ、喉越しを楽しむたびに小麦の甘い香りがスープの風味と交わりながら抜けて行く。太さの不揃いが却って調和を招き、魔術的な渾然一体感を捗らせ、後は無心と集中に身を委ねるのみだ。
気が付けば完食。蓮華を置くのが余りにも名残惜しい。再訪は必至だ。

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「つけ麺(油多め)」@佐野ラーメン 飛龍の写真佐野の手打ち麺、とにかくこの麺が大変旨い。
平打ちの太麺。プリッとした歯応え、滑らかな喉越し、そして清涼感溢れる甘み。温そばとして食べる事が支配的だろうけど、素朴な美味しさを体験するのに最も適した食べ方は、つけ麺のような冷やし麺スタイルなんじゃないのかな。うどんや蕎麦も、質の高い麺は冷やしで食べるのが一番であり、ラーメンにその例が適用されない理由はないよね。
スープは醤油がしっかり効いた仕上がりで、豚がらの旨みがジンワリと染み入るような仕上がりだ。そして、油多めオーダーにより、鶏油が必要以上に絡んだこのつけ麺。豚・鶏・小麦の甘みが三位一体・渾然一体となり、抜群の相性を発揮してくれる事になろうとわ。常連さんのお勧めに従ったんだけど、人にお任せするのも悪くないね。

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「ネギラーメン(濃いスープ、背脂)+味玉」@らぁめん廣の写真これは、どう表現して良いか判断に悩むね。一応、塩ですコレ。
主軸たる豚骨スープが「汁」って言いたくなるくらいにドロドロに炊き込まれてて、寸胴の底が焦げているであろう、普通に考えるとマズさの要素になるはずの苦味すらもが、不思議と味の一部となり、渾然一体感を強調している。味玉は課金されたが、まあ写真の通りほぼ崩壊。汁に惨敗して、黄身の味すら分からない。いいよね、このアバウトな感じ。
葱の強い酸味すらも汁の存在に瞬殺され、通常食後に残るはずの葱臭さは、強烈な豚骨の後味(主にゲップ)により霧散する。そもそも、換気扇から駐車場方面に漏れる罰ゲームのような悪臭も、近所迷惑ではあるが店内に入れば気にも留まらないわけで、中太麺を引き揚げる毎に漂う濃厚な香りと言ったらもう…。過分なご馳走です。

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