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「焼干し醤油そば」@カドヤ食堂 本店の写真 まだ「食堂」の頃に頂かせて頂いた事のある古い付き合い(笑)
とは言え、一般人の私はプレオープンなどには招待されませんから、
移転再開の翌日に訪問させて頂きます。大豆らーめん 竜馬亭
何度か食べている人間からすれば何も迷う事の無い場所です。
シンプルな赤い看板、店前、中共に凄い数の祝花や祝袋、お酒等、
物凄い数!。店舗看板を邪魔する程です。当然、全ての新店に
開店直ぐ伺ってる訳では有りませんが、私の今迄見た中での
「最大数」とだけ申し上げて於きます。

 この日、実は「ま、市内と云えど何にも無い場所やから・・・」
と高を括って11時過ぎ入店・・・。ゲゲっ!満席・・・と思ったら最後の1席に滑り込み成功です(笑)。
と云う事は、皆さん開店待ちもしくはほぼ同時入店されているんですよ!。
やっぱり此処でもハードルが高くなるのネ・・・鶴見の時より高くなるのかな(泣)・・・。

 改装前の店舗のレイアウトと変わり、製麺室が奥の方にヒっ込み、中であの店主さんがゴソゴソされてます。
そして、テーブル席が改装前の大豆らーめん 竜馬亭から半分以下に減ったのは勿体なく無い?・・・。
あんまりファミリーや団体で来て欲しくないって云う意図もあるのでしょうか?「量」の問題も有りますか?。

さて、注文は普通ならラーメン類に大盛りが無い為、毎度の如く「つけそば」と行きたいのですが、
もう2回も採点してますし、既食経験の無いメニューも鶴見の時からポツポツと現れてますから、
激しく「みそラーメン」と悩んだ末、「焼き干醤油そばと豚めし下さい」。
大盛りが無い(あったらもっと通ってる)為、「豚めし」で満足度を上げる作戦です(笑)。
お値段、¥880+¥380=1,260円は「高い」でしょうが、既知の素材感、そして開店記念で全然OKですよ!。
ファーストロットが殆ど提供されて無い状態ですから、待つ事20分程して到着した写真の一杯・・・



        おや?!、これは「細麺」じゃないのね!(嬉)。


           今となっては「地味」にも映るビジュアル・・・。

          
             でも、この素材感漂う芳香に「貧相」さは全く感じません・・。


 「中華そば」の系譜の「強く、しっかりした良い素材感ある出汁」を派手目に立ち上げ、
その「香り」を嗅いだ時点で以前と変わらず、否、既食の中華そば以上に「只者では無い」事が直ぐ解ります。





===  麺  ===<平打ちストレート>

 最近多いタイプとも言えそうな平打ちルックス。ごく薄い茶色で自然色風です。
麺のカッティング自体は「太い」のですが、その平打ちによって丁度良い太さの食べ応えに映ります。
掴み上げて直ぐ解る「滑らか」な肌目に、ごくごく僅かな毛穴的ザラも有り、
多加水や長め熟成感とか張りのある「つるつる」とは違いますが、
平打ちの「平」部分が舌上を滑る「しなやか・滑らか」なタッチで吸上げは美麗な感すら有り、かなり良好。
噛み込めば、


       少しの滑りにピチっと来た後、均一硬度でソフト目な

           ムッチリと滑らかな潰し感。当然喉越しもスルリ。


 「恐らく」ですが、「中華そば」以外の「みそラーメン」にも併せていそうなこの麺、
最近の派手なコシや滑りを備えた「ビチクチ」とした判り易い滑りと喉越しの為に風味を犠牲した物と違い、


       その「程好い固さ」の「潰し込み」、

         中華な「そば」と思える程好い抵抗ある「滑り」、

           そしてタッチの「素朴」さに加えて「素朴な風味」も授受出来ます。

 
 自家製麺への変更時に何人もの著名な方に教わったと見た製麺方法、完璧に「モノ」にしてるんですね!。
「派手な太さ・ウネり」等ビジュアルや、「驚くコシ」等無く共、全く「素朴」で真面目な風体で、


 「滑らかな食感と素朴な風味」を食べ易さの中に隠し持つ、基本をガッチリ押さえた「堅実旨風味平打ち麺」
                                     ・・・・とお伝えしたい。




=== スープ ===<「良い素材」感を伝える出汁の旨味が凄い>

 あまり冒頭から「凄い」なんて言いませんが、他店等の「技術・腐心」で仕上げた旨さとは根底から違う
「素材」感のある出汁旨味に、ここに来て改めて感心させられました。
「焼き干」の内容は正直解らないですが(笑)、煮干しとか青魚を焼いてから干してるのかな?。
全く青臭くないのに、強く香ばしい「魚旨味」を伝えて来ます。
端的なお味は、


     調味の「醤油」を後ろに回す程「魚介出汁」味!。   

        昆布類らしき酸味も利き、仄かに「甘酸っぱい」味の括り。

          
 「派手」とも感じる、誰にも判り易く伝えて来るストレートに冴える魚介等の出汁・調味味ですが、
クリア故気付き難いも、柔らかな重み・深みを芯に通す「鶏」の動物コクの支えがあってこそと思えます。
ですから、
  
     当然、「コクある」なんて言葉は当り前で、

         「ジンワリ」した、後から込み上げて来る旨味分、

             縁を切る「キレ」、旨味増幅な自然甘み・・・等々、

               全く「上等な出汁」と「綺麗な調味」で崇高感充分!。

    
 ややこしそうな味わいと云うより、何処か「良い素材」を活かす上等材料でシンプルな調味に受け取れ、
「中華そば」より+¥130のこのスープに何の不満もないどころか、も少し高くても私は納得出来ます。
この「濃さ」で驚く程の「クリアな出汁旨味」は大阪ではほぼ皆無では?とすら思った程です。
「じんわり・コク深・シャープ」と色々な要素を兼備するこのスープ、
兎に角、


 素材の良さを引き立てる調味で、希有な上等出汁感に崇高さすら感じる「濃いのに澄んだ旨味出汁魚介スープ」
                                  ・・・とお伝えしたい・・・。

          


===トッピング類===<叉焼、穂先メンマ、ネギ、海苔>

 皆さんご存じのシンプルなトッピングです。しかし、
これらの丁寧な味付けと、しょうもない物をゴチャゴチャ入れて誤魔化さない素材感インプット済みですよね。

 叉焼、白金豚使ってましたっけ?。其処ら中で「売り文句」として「〇〇豚使用」とかが氾濫する中で、
特に店内に自慢する蘊蓄無く共、そのジューシーな赤味、綺麗な甘みの脂身を頂けば、ただただ上等素材感で旨い。
下手な味付けせず共、これもその肉質で密かに素材の良さをアピって来ます。

 この穂先メンマを初めて食った昔、「こんな柔らかくて美味しいメンマ初めてやな・・」
とむせび泣きました(笑)。今では近似的な物も大阪で頂けますが、甘醤油的「しっかり濃い味つけ」ながら、
後味の悪さ皆無なその濃さに、調味料自体へのセレクトすら感じる程の「この店ならでは」な逸品。


トッピング類全般に、その出汁スープの印象を更に良くする、良い素材と調味テクの結合により、有難味抜群!。





=== 総  評 ===<色々食べれば、尚その「素材感」が素敵に思える>

 いっつもここのラーメン類の「大盛りなし」には最後「もっと頂戴よ・・」と泣きながら御馳走様。
嘗て、一度「中華そば」と「つけ麺」の連食を試みましたが、「味」が判らなくなったので、私は懲り懲り・・。
ただ、この日は支払い額上昇を厭わない「豚めし」のアシストで丁度お腹一杯!・・幸せです。
(続々と並び始めたので、かなり急いで食ったのは残念では有りましたが。)

 今回の文中にて、「素材感」と云う言葉を多用させて頂きましたが、
この店の、今や有名となった店主さんが材料に「拘り」を持ってセレクトしてるとチラ聞きせず共、
特にスープの出汁が奏でる「濃いのにとても綺麗な旨み」で「きっといい材料だね」と思わせる力が有った。
 
 最近多店舗展開する数々の人気店で何度も頂くと、「コストを考えた程々の材料を巧みに・・・」と
思ってしまう事を改めてこの日感じざるを得ませんでした。
上手く処理するのが確かに本道で、当然悪い訳では無いのですが、「モノ」の違いは大きいんですね・・と。
そして一つ言える事は「この出汁旨味」を楽しむにはやはり「調味立つつけ麺よりラーメン系やな」です。

 やや派手目な濃さとそれを伝えやすい判り易い味わいには、「通」っぽい、非常に澄んだ・・とか複雑な・・
と云うより「派手」「賑やか」とも取れる味わいとも言えますが、私個人はこれ位の判り易さがないと、
「ラーメン食った感」が沸かず、これ位出汁コクをハッキリと伝えてくれるのは非常に好みとも言えます。

色々なラーメン類を食べた方々、舌が肥えればやはり「素材」の違いは覆せない事に気付けるかも・・ですよ。



 「又、来るか?」・・もうエエって(笑)。ヾ(ーー )
当たり前でしょう!。これ迄の「再訪願望」より更に大きくなりました。後は「行列」だけが・・・(泣)。


 点数付けに当たっては、これはもう「素材」の良さにハッキリと気付かされ、例えこの一杯が¥880以上でも、
全く気になりませんし、この「焼干し醤油そば」だけでも「何度でも食いたい」とすら思えたのが本音。
故に90点~の開始となりますが、「大盛り不可」に逆恨み(笑)したこの辺りでお願い致します。
これで大盛り頂いてたら、私の点数付けの中で「最高」付近を付けていた可能性大です・・・。





       「澄んだ濃さに潜む香ばしい旨味」あるスープが素敵過ぎ!



             普通っぽいけど滑らか素朴麺も、「それ」を堪能させて一気完食!。





 御馳走様でした!。これからこの地にドップリと根付いて下さいね!。末永く「この旨味・巧味」をお願いします。






          

投稿 | コメント (8) | このお店へのレビュー: 5件

コメント

おはようございます。
久しぶりのレビュー待ってました!!
しかも移転直後のカドヤですか~
実は僕も30日に行こうかとも思ったんですが、娘もいるし、さすがに混んでるだろうなと思ってやめたんですが。
点数高いですねえ、たしかここのつけそばは、醤油が隠れるような感じじゃなかったような気がしますが、全然ちがうんですね。
麺もおいしそうですね。
また行きたいです。

ktsdc | 2010年7月3日 09:42

 毎度~、コメント等、おおきにです。ktsdcさん。
>久しぶりのレビュー・・・
~確かに、暫く空いてましたね・・・。いえ、毎日ラーメン・つけ麺なんですが、
 本来、リピーターな私ですから、「採点済みの一杯」や、「お気に入り」な一杯を頂いとりました(笑)。
 ほら、「又、来るか?」・・・「はい。」って言って全然行ってなかったりしたらあかんでしょ?。
 でも、「旨いラーメンを毎日食えたらそれで満足」な私はもう幾らでもその対象店を知ってますから、
 採点・レビューが面倒くさくなる時が時々あるのも確かなんです・・・。
 ま、毎日ラーメンでも、健康面は問題有りませんからご心配なさらずに!に加えてご心配有難うございます。
 
 そうそう、「つけそば」も大好きなんですが、やっぱりラーメン類の方が調味濃度によって「出汁」が解り易い・・
=この店の出汁を楽しめる・・・って思ってるんです。
又、色々と一周食べて行かれたら、「素材感」お判り頂けると思うのですが・・・。

昼飯専門 | 2010年7月3日 13:17

どうもです~。

コチラは、貴殿にレビューして戴けると嬉しいですね~。
ラーメン類は未食ながら、旨そうですね~。

ビジュアルだけで、一定レベル以上の旨さを感じる事が出来ます。。

あぁ、関西人ならなぁ・・・笑

 コメント等、おおきにです。茨城ラーメン発展願い人(休止)さん。
関西で「この系統」と言える「中華そば」は、良く考えるとごくごく少ないです・・・。
ただ、こちらの作り込みは、全国は別として、こと大阪圏では、正直「ヌケてる」と感じます。
むか~しに横浜ラーメン博物館であの「佐野さん」の支那そばを食べた時の「出汁への感動」と同じ感覚が、
この時芽生えました。こちらの店主さんと佐野さんとで親交があるらしいので、当然なのかも?ですね・・。

昼飯専門 | 2010年7月4日 09:03

おはようございます。コメントありがとうございます。
カドヤ食堂行きた~い。美味しそう!

TOMOKO | 2010年7月4日 09:14

 コメント等、どうも有難うございます。TOMOKOさん。
魚介の風味等が他と一線を画した味わいが楽しめるお店ですよ!。
それ故並びが・・・・。そうそうある「味」では有りませんから是非ぜひどうぞ!。

昼飯専門 | 2010年7月4日 19:27

昼飯専門さん、こんにちは。
僕は、鶴見から移転されて逆に訪問しづらくなってしまいましたー。それにしても、ビジュアルは確かに変わった感じがしますね・・・。まだ、当方は訪問回数も浅いですし、定番メニューからまた食させていただきます。いずれまた、「みそラーメン」もコメントしてくださいね。
(最近、東京出張が続いていて、開店日訪問は叶わず・・・でした)

 毎度コメント等おおきにです。とまそんさん。
>定番メニューからまた食させていただきます。
~「中華そば」もマイチェンしてるかも知れませんから、レビュー楽しみにしときますね!。

この「焼干し醤油」・・・其処らにある普通の煮干の出汁感と違い、鮮明で中々イケてますから、
是非何れお食べ下さいね!。

昼飯専門 | 2010年7月5日 18:48