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「限定塩(+煮玉子・替え玉)」@豊中 麺哲の写真長年、植え付けられたイメージとその営業時間が障壁で
訪れる事の無かったこちら<麺哲>・・・何とか機会を作りました。
前回、14時過ぎの何人もの待ちを見ていた為、今日は11:50と云う
開店前に到着。それでも6人程は既に待っており、
根強い人気が伺えます。比較的年齢層が高めな事も付記致します。
この店がブームになった頃、既にラーメンには目覚めていましたが、
まだまだ味云々はただの欲望で計っており、「塩なぁ・・・」と
全く「塩」というだけで食欲が湧かなかったのが正直な所。


 実食5/2、注文は「塩、煮玉子付きで」。本来、醤油派の私ですが、やはりこの店のエース格のイメージ、
「塩」で行きたい。替え玉の有無がハッキリしない以上、「肉塩」の手もあったが、スタンダードにいきます。
この日あの大将は不在。麺哲支店 麺野郎で寿司握ってますもんね?。(笑)若い方ばかり3名の厨房内ながら、
真摯に一杯を作る姿がハッキリと判ります。チェーン店辺りの「体たらくな調理人」に見習って欲しい位ですな。

 ファーストロットで作った4杯の「醤油」と比べて、私他の2杯作る「塩」・・・明らかに手が込んでます!。
その製作工程、手の込んでそうな脂、地鶏肉を投入して中華鍋で炒めながら、鯛、ホタテ、プチトマトを順に投入、
そこに何と白ワインをブっかけやがった!!「具」を作ったのかと思いきや、その後出汁を注いで煮込んで完成。
着席から約15分、「お待たせしました。限定の塩」です。「????」!!。



      油分と出汁に包まれた品のある「まろやか~な塩と海香り」を漂わせ、


          澄んだ色目が縁の青い、綺麗な黒の丼にピッタリとマッチしています!(^○^)

 
 バカな私は、爪楊枝でホジりながらぼんやりとカウンター上のメニューを眺めて実は食後に気付きました・・・・。 

こっ!、、これは!!!限定の


      「天然真鯛とサロマ湖産帆立のアクアパッツア風塩味」じゃねーか!!コノヤロー!


 食後なんです。遅いです。(笑)ずっと「麺哲の塩」と喜んで調理工程にも味に喜んでいた物全て吹き飛びました。
お値段、後で気付いた替え玉をオーダーして¥900+¥100+替え玉¥100=¥1,100-。??ま、ドンマイ。
しかし、私が「塩」と言ったにも関わらず、否、正確には隣の人も「塩」と言っていた。
この二人に対して「勝手に限定塩」を出したのだ!!普通、怒りまっしゃろ!!
・・・旨かったから怒ってませんが。(笑)ここでお値段が気になる。「替え玉」料金が明示されてないが、
もしも勝手に「限定塩」を出していたのなら、勝手に100円余分に取る事になる。普通は怒りが湧きますね。
結果的に私は味に満足しましたから、いちいち会計時に値段の詳細を聞く様な野暮ったい事はしませんでしたが。

 しかしカウンター上のメニューは「限定」の2種だけが置いてある。私は壁に貼ってある
普通の「塩」が欲しかったのですが、もしかすると、土日の昼営業はカウンター上メニューの「限定品だけ」で
「醤油」と頼めば「薄口醤油」を、「塩」と頼めば「天然・・・塩」とオール限定で営業開始のシステムなのか?
それとも開店前から居並ぶオタクな連中に「絶対旨いから食ってくれ」と出したのか・・・・・?
どうも「限定システム」臭いが、この日麺哲デビューな私には解らない。知ってる人がいたら教えて欲しい・・・。




===  麺  ===<中位太さながらやや平打ち、不規則チヂレ感が特徴>

 店内の何処にも表記が無かった為、諦めていた替え玉。しかし、先行客の「替え玉頂戴!」を聞いた時から、
既に私はその湯掻き時間に注目していた・・・どれ位の残量で注文するかを想定する為に。(笑)

 冒頭の通りの「平」と「不規則チヂレ」ボディな麺は透明感有る極薄黄茶色で、白いとすら感じる。 
麺の持ち上げから「外殻の硬さ」を伝え、前述の「透明感+外殻の硬さ」により概ね食前から食感がイメージ出来る。
「透明感」からご察し頂きたい「滑り」は当然良く、ツルスルルっと啜り上げ、噛み込む・・・


    プチっと程ほど固さを奥歯で感じた後、プチクチ・クチムチ・・・とムチっと感有る。

     その噛み込みで非常にクリアな小麦感を伝えて来るのはお見事!


 正直、もっと「しなやか多加水」を妄想しており、外殻の「張るネバり固さ」演出は意外だった。
されどその外殻が「麺全体の硬度」をシッカリとした物にしている上、「対ノビ」にも有効なのは間違い無い。

「最たる美点は?」と尋ねられれば、

     「シコシコっと言えるボディ硬度と、綺麗な風味・・・かな?」( ̄ヘ ̄)

と私は躊躇しながら答える。麺のビリビリした不規則さに噛み込みでもアクセントを覚え、全く飽きない。
そう、これは高バランス型な麺なので、「もっと凄いコシ」「もっと滑らかな」・・・と云った部分性だけを見れば、
他に突出した個性を持つ麺は有りそう。しかし、そのコシや風味、更に滑り等、全てに高次元、
特に「風味」に関しては「豊かでクリア」と思える程で、この一杯の「麺力」として十分アピってます!
(名古屋コーチン卵の「風味、そしてこの粘り」・・・といった卵風味迄は解りませんでしたが。)

 実は私は、こういった外から硬度のあるタイプより、中へ向けて固さを増すタイプの麺の方が好きではあります。
が、この綺麗な風味を閉じ込めた上で風流な不規則なネジレチヂレに好感持ち、「やるよねー」と素直に感服。

 替え玉には一枚の薄くてピンクの旨い叉焼と、更に僅かに塩ダレか油?を微量かけて皿で供されます。
一般的な「大盛り」より1.3倍位の満腹感になりました・・・とお伝えしておきます。




=== スープ ===<まろやか塩と澄んだ出汁・・。各具材との煮込みで複雑化>

 塩用の出汁として小さなステンレス製容器にわざわざ冷やして保存されている出汁・・・、気合入ってます。
そして先行して炒めの際に入れていた塩ダレは極少量。

 確かに塩スープです。しかし、巷に多い、「塩カドの立った」や「過ぎた塩味」とは一線引き、
まろやかに「塩」としての味を訴えて来ます。しかし「出汁の風味が際立つ」・・・と云う類の物ではありません。


     静かに、深くまろやかな塩&出汁味です。・・・「静かで穏やか」なんです。(´▽`)


 悪い意味ではありません。確かに地鶏らしい奥深い鶏出汁は利いているのですが、「派手」では無く、
「ジンワリ」と縦の深さ方向に訴求する様。其処に鶏・鯛・ホタテ・トマトと共に煮込み、広がりを出すのですから、
何やら僅かに「鍋」的な複数味混在感をも持ち併せてすらいます。

 全体には塩の常套文句の好みを分ける一言で「あっさり」ながら、その穏やかな出汁深み、広がりが「旨いです。」
私が好みそうな動物をもっと立てたり、賑やかな魚介出汁に頼らず、「薄味ながら深い旨味」がテクニカル!
基出汁のウマみに追加された追加ゲスト達のウマみが複雑なフレッシュ味を魅せながら、「塩の旨味」を壊さない様、
同じベクトルで静かに基礎を構築してる・・・・そして、こんな小さいトマトでアクセントか?・・・。泣けるね。
 最後、丼を抱えて完飲していました・・・・。



 
===具・トッピング===<鶏肉複数、ホタテ2個、鯛一切れ、プチトマト2個、白髪ネギ、OP煮玉子>

 多いですよねー。トッピングじゃなくて「具」。お値段¥900なんて全然OK!。
言うまでも無い「名古屋コーチン」の肉の旨味。ややしっかりした固さが有りながら、
噛んで染み出す「旨味」が凄い。ご家庭で味わう「スーパーで買った鶏肉の鶏鍋」辺りとの違いは明白。
その旨味を増幅させるが如く、最初に塩ダレを絡めて炒めてあるもんだから、シッカリ「旨塩鶏肉」。旨いです。

 ホタテ・鯛については、どちらも良くある「パサツキ」無く、しっとりとした物がセレクトされており、
これはきっと大将の目利きなんでしょうか?鯛の身の「滑らかなさ」が、些細ながら「非常に秀逸」と言えます。

 トマト星人の私は見逃しません。このプチトマトがスーパーで並んでいる「皮が厚くて甘い」物とは違う事を。
レンゲで掬ってシュルっと滑り込ませ、至極軽い噛み込みでホロリと溶ける様に崩れれば、
「爽やかな酸味」が塩スープに広がる・・・。見事な甘酸味と柔軟さですよ。これは5個位欲しいなぁと泣けた。

 白髪ネギは固まりとなり「ジャリジャリ」と一纏めで頂く事になる物ですが、
唯一の根菜系シャキシャキアクセントとして、無ければ「ヤワ系」ばかりとなりましょうから、密かに必須ですね。
・・・・替え玉で追加された薄いピンクの叉焼・・・これも旨いなぁ・・・しっとりヤワでジューシーですよ。

 そして煮玉子、中がかなり「生」っぽく、「・・・・」だったが、良質玉子と判る旨味であり、
他で100円で提供される物とは、やはりその「生まれ」から違うと判るに充分。極薄味付けがそれ壊していない。
 
 特に具材類には「選定」を感じるし、具になる前に出汁をも取るといった一石二鳥が「上手いですね」と感じる。
しょーもないそこらにある「海鮮塩ラーメン」なんかを遙かに超えた良質素材として私は大満足出来ました。




=== 総  評 ===<ジャンクさ無し!全てに良質綺麗系ながらコクウマ有り>

 「塩ラーメン」でいつも感じる「物足りない感」。しかしこいつは良く出来た麺の替え玉で満足!
綺麗系味故、当然、「重さ」「脂」から来る「ラーメン食ったどー!感」は希薄ながら、
その感心する綺麗旨コクで、まるで「物足りない」とは感じない。
そして、これだけの具、替え玉での満足感に¥1,100-は逆に「安い」とすら思った。
   
 しかし、この系統は「只のサッパリ」と切り捨てられる諸刃の剣でもあろうし、事実、麺哲ブームの頃に
私が伺っていれば、「旨いねんけどなー・・」と全く好意的では無かったと思われる。
この素材感判る旨さを判るにはやはり失礼ながら「場数」や「年季」が必要かも知れない・・・。
事実退店時には又6人程度の待ちが発生していたが、30代以上の方しかいなかった。(この日この時ネ)

 「又来るか?」・・・「はい。」平日の昼飯専門の私には平日の昼営業が無い事自体がネックですが、
やはり又来たいと思える気持ちは本音。大体、標準の「塩・醤油」を未食なのですから。

 点数付けに当たっては、パンチや賑やか出汁な塩を好む系の私ながら、この
「良質素材コクウマ出汁」+「まろやか旨塩」+「綺麗風味シコシコ麺」の穏やかな美しくさ魅せる共演に
食中から「旨い」と唸っていたのですから、「これ迄食った中で一番の塩」としたい。
惜しむらくはこれが「麺哲標準 塩」では無く、あの手の込んだ調理の「限定」な事か?・・・・・。


    

    この穏やかで深い旨さ・・・好みか、そうでないか、それとも凄いと思うか・・・貴方次第。   



 私は間違いなく「好み」では無いながら唸らされました・・・・。(゚ー゚)(。_。)





ご馳走様でした! 確かにここ迄のセレクトされた材料と熱意ある一杯、「言うだけの事ある」んですね!!















    

投稿(更新) | コメント (4) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

おはようございます、カープです。
確かにずーと気になっていたのですが営業時間が・・で私は未訪です。
やっぱり美味しいのですね。

カープ | 2009年5月4日 07:36

 毎度ー。コメント&投票、有難うございます。カープさん。
少し「勢い」の点数もあるかも知れませんが、あの手の込んだ工程と具類のクオリティーは、大したもんです。
私もこちらの店の営業時間とライフスタイル噛み合わず泣けてました。(笑)

昼飯専門 | 2009年5月4日 19:03

私も以前「限定醤油」を食べに行ったのですけどやはり旨かった。
金久衛門に行った時も感じましたが、究極を極めると「鶏スープ」風の薄口スープで後味勝負になると気付いたのでした。
今回は「塩」ですよね。いままで塩の当たりを引いたことがないので、、、、。
昼飯さんのコメントを読んで無性に行きたくなりました。
嫁がいない日の夜に行ってみます。(^-^)

きたていちゃん | 2009年7月15日 10:19

 コメント有難うございます。いわおちゃんさん。
>究極を極めると「鶏スープ」風の薄口スープで後味勝負になると気付いたのでした。
~毎日欲しい程ハマるかどうかは別として「後味勝負になる・・・」確かにこれ、結構重要ですよね。
 こう云った「後味」「旨味」が判る様になる(今で疑問ですが)迄、随分かかった様な・・・・。
 例えば、最近の10代や20代前半の方が「この塩の後味良くない?」とか言ってたら本当にビックリします!(笑)

昼飯専門 | 2009年7月15日 15:49