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「つけ麺+海老玉」@六厘舎 本店の写真 9/11訪問。東京出張時の空き狙いでこの行列店六厘舎を狙ってました。
事前にこのRDBの人にも行列のアドバイスを頂いていましたので、
開店前の11時に到着・・・(;д;)   既に20人待ち・・・
「なんじゃ!こりゃ!?」(大阪人の素直な意見)その行列は開店の
11時半には約50人に膨らんでます。2順目入店で丁度12時。
「はぁ〜( ̄Д ̄;;1時間待ってラーメン食うのもな〜」です。正直。
 しかし、大阪の田舎者としては、「並ぶのが嫌」というだけで、
東京のトップクラスの店を知らないというのはいけません。社会勉強ですな。

 噂通り、待ち中でのオーダーで「つけ麺と海老玉」を注文。大盛り450gは無理。
着席後、約5分で到着しました・・憧れの六厘舎のつけ麺(^-^*)/・・・。
第一印象は、想像よりも「麺が太い」事でした。極太ですね。これは。
そして、つけダレは関西で増えたオーソドックスな「豚骨魚介」に見えます。
しかし、ウットリしている暇は有りません・・。だって、「総入れ替え」でしょ。
最後の客やったら気マズなって嫌やし。11番目の入店やから、とても状況が悪い・・。

 さあ、頂きます。「ズルズボっ」っと・・。 「普通に旨いやん。油っこくない?」
もういっちょ「ズルズズボ〜っ」と。

   「割と旨いやん(*^o^*)」  です。

 後述しますが、瞬間的には「動物+魚介」が一瞬、「ありきたり」に思えたのです。
しかし、まず最初に強烈なインパクトを出したのは、この極太麺。

 黄色・白色では無く、薄茶色でテカテカと光沢を放つその極太麺は、
表面の僅かな肌荒れを苦にしないスベリの良さを持っている。
そして、加水率は低めでコシを重視している様であり、
「もっちり感」も少々有してますが、どちらかと言うと芯を一本残した様な
「硬目の歯応え」からガッチリとした「暴れん坊な男の麺」をイメージする。
 更に、小麦の風味も充分な上、噛んでも小麦の甘みすら感じる・・。
極太麺を「ズボっ」と吸い込み、捕まえて「ガシガシ」噛む・・・。
軟な顎なら「ダルく」なる筈だ。事実、私も少し「ダルく」なった程だ・・。(´_`。)

 「おい、関西人!こういう麺、食べた事あるか?」と問われると、

    「いいえ、正直、おまへん。すんません。」(ノ_・。)

 と尻尾を捲いて逃げ出したくなります。
ここに麺を提供しているという「浅草開化楼」とかいう製麺屋、有名なのかな・・?
このつけ麺を語る上で、まず外す事の出来ない素晴らしい麺の存在感を放つ。
 因みに、大阪で「旨い麺」は「自家製」が多い・・。静かに製麺機ブームみたいですわ今。
しかし、これ程の麺こそが、プロの製麺屋の本当の実力と云う物なのだろう・・・。

 
 余談だが、店内右隅に貼っている沢山の名刺の中に、マスク被った顔写真入りで
「浅草開化楼  不死鳥カラス(?) プロレスラー」という名刺があった・・。
製麺屋がマスクマン? プロレスラー? カラス?「何のこっちゃ!?・・」 
東京の麺業界って、楽しそうなのね。(*゚ー゚*)

 
 そして、一瞬、「普通?」と思ってしまったつけダレ・・。直ぐに気付いたが、
一瞬「普通」に思えたのは、食した瞬間の味付けに「甘・辛・酸」という調味タレから来るような
特徴的な味が希薄だったからだ・・・。そのまま飲んで良く判った。

 その味は、動物系と魚介系からしっかり抽出された濃い出汁配合による、
味付けというより、深い出汁のうま味で味を作り、調味料の味付けはごく僅かと感じる。
豚の味を丸ごと封じ込めた様な動物的旨味が口内を支配する・・。正に、


「豚さんとお魚さんが麺と一緒に鬼ごっこぉ〜〜」 (='m')だ・・。


 そこにはやや「甘さ」を感じるが、自分には豚の甘みと取れる物で、調味料類の「甘さ」とは感じない。

  この様な「豚」感はちょっと関西ではお目にかかれませんな。( p_q)
 
 関西の最近の「つけ麺」ブームでも、「豚骨+魚介」が最も多いが、
これ程迄の「濃い旨味」は無い・・・。濃い出汁取りをしている店はあるが、
この様に「渾然一体」となった、「深み」が無い・・。更に「甘い」や「塩辛い」で誤魔化すのが殆ど。
このつけダレ、否、出汁自体が正直、「凄い!」と思った。

 海苔の上にコモッと乗せられた魚粉は途中に全部混ぜてしまったが、
「魚介」感が更に上がり、味の変化が楽しい。ただ、「ザラ感」も出る。
「途中で混ぜる」と何処かで見たが、卓上に置いてくれた方が
都合が良い様に思う。
(私はうっかり、早い時点で麺をブツけて海苔をひっくり返してしまった。)

 表面に浮く多目の「黄色い油膜」も最初は「油っこくない?」と思えたのだが、
その実、どうやらただの油では無く、魚の風味もする・・。
ここで食べた人なら判ると思うが、つけダレの底にある
チャーシュー・メンマが、麺を「ツケる」邪魔をし、「チャポン」とつけ難い故、
表層の脂ばかりを麺にツケてしまうのだ・・前半は。
 
 しかし、その「油ばかり」ツケた状態でも「旨味」を伝えて来る。詳しく予想が出来ないが、
その黄色い油には特別な調味が施されている筈。
そして、下層のつけダレ自体との調合も良く、「後で油足したの?」という様な、
スープ類の味とバラバラの油になっていないのは流石・・と言える。

 別トッピングの「海老玉」・・。確かに海老等の甲殻類の味がする・・。しかし、それは
「賑やかな」味では無く、「ほんのり」と香る味。
これはきっとこの「濃い」出汁の「つけダレ」を邪魔しない様、敢えて素材感を重視した
「ほんのり」とした味にしているのだろう。
 中オールゼリータイプでミッチリとした黄身はそれ単体で旨い・・・。
豚さんとお魚さんの鬼ごっこに加わるのでは無く、
エビちゃんは横で応援しているマネージャーを連想するホノボノとした(^w^)光景だ・・。

 つけダレの中のチャーシューはジューシーな旨味を有し、噛めば肉汁が染みだすタイプ。
味付けも「醤油」感や「ショッパ」感無く、つけダレの味が付いて判り難いが、
これは肉の素材感を重視している様に思えた。
メンマは特に印象に残っていないので、「まあ良し」だろう。

 最後のスープ割り・・。旨いな・・。柚子胡椒ですか?
魚介出汁を更に強め、サッパリとした飲み口へのマイチェンに加えて、
柚子の香り・味が先程の多目の油分を洗い流すのを「狙ってるでしょ?」と思える。
大変良く出来たスープ割りだ・・。本当に「素晴らしい」スープ割りだ・・。

 小麦の甘い風味を纏いつつ、「ガッチリ」とした噛み応えと「モッチリ」とした食感の
暴れん坊な麺を「濃厚な豚・魚出汁」で食す「豪快」なつけ麺・・。
当初、複雑な出汁を予想したが、

 ある意味裏切られた・・。
 
 ここの大将が<大勝軒>での修行を経てるとの事だが、
確かに上品な「Wスープ」では無く、全ての出汁が一体化した独特の
「ごった煮」感のある味に私は大勝軒のイメージが確かに湧く。 ( ^o^)/

 点数付けにあたり少し考えた・・・。実は自分はもう少し
サッパリした魚介重視の味が好きかも・・と思ったのだ。o(*'o'*)o
およそ85点位??・・と。
 
 しかし・・・だ。

 このDBの関東地区の皆さん、結構70点とか付けておられるが、
冷静に殆ど毎日食べる大阪地区と比してて考えた・・・。自分のテリトリーの店と照合して・・。


   「こんな風味・旨味有る極太麺あるか?」「ない。」
   「こんな濃厚な出汁あるか?」     「ない。」
   「味・バランスはどうや?」      「良い。」
   「又、食べたいか?」         「絶対。」
   「なんか文句あるか?」        「ないです。」

          Y(>_<、)Y  だ・・・。
 
 今現在、高得点を付けた一杯から逆算してこの点数付けとしたい。

 正直、「並んでても大した事ないんちゃうんか?」と勘ぐってた部分もあるが、
素直に「凄く旨かった」と認められる・・。
 やはり「つけ麺」は東京の食い物だ・・。大阪、否、関西では
到底太刀打ち出来ない味をこの日見せ付けられた気分だ・・。 w|;゚ロ゚|w ヌォオオオオ
 このレベルに正面から挑める店は当分出ないだろう・・。うどん文化が悪いのか?
やはり、「京都」で感心した「和」の重視等、違った方向からの
アプローチしか無いかも知れない。この王道な一杯に肩を並べる事はとても難しい筈。

  豚の味を良くぞ此処まで抽出したもんだ・・。
  魚の味良くぞ此処まで抽出し、豚に馴染ませたもんだ・・・。
  調味に頼らず共、出汁主導で良くぞ此処まで濃厚に出来た物だ・・。

 予想を覆した「豪快な男の一杯」。「かかって来い!」と言ってる様だ。旨かったどす。
関西とのレベルの違いを存分に見せつけられ、少し複雑な気分でもあります。

 夕方、新幹線の車窓から景色を見ながら「又食べたいな・・」o(^o^)o と
思う自分がいた・・。もうあんなに並びたくないが・・。  ごちそうさまでした。

投稿(更新) | コメント (6) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

 こんにちは。

 そうですか、私と入れ替わりで、大阪に戻ったんですね。浅草開化楼恐るべし、でしょう。しかし、私は大阪で、開化楼の麺を食べれたので、実は満足をしています。採点を参考にして下さい!
 これからは、毎週のように関西方面に行くことになりそうなので、ちょっと楽しみにしているんです。六厘舎とは、私は想像していませんでした。でも、一回ぐらいの経験はいいかもしれませんね。私は、行列の無い美味しいお店を探すことにしま〜す。  では、では。

ラーメンキング2世 | 2008年9月13日 12:13

 ラーメンキングさん、コメント有難うございます。

>浅草開化楼恐るべし、でしょう。
〜これ位の太さで極太麺と呼べるんですね・・。暴れん坊麺。確かに恐るべしでした。

>六厘舎とは、私は想像していませんでした。でも、一回ぐらいの経験はいいかもしれませんね。
〜そうなんですよ。いつもは此処まで時間が無いので、並ばない店ばっかりでしたが、
 やはり一度は・・と思い、<吉左右>と悩んで、ミーハーっぽい<六厘舎>を
 選んだんですよ・・。味はミーハーではなかったですが。(o^∇^o)ノ

 実は来週も東京出張なんですが、時間と場所が未だ読めてません。
 何処かの客先から、霞ヶ関を目指す事は決まってるので、その途中になりますが・・。
 宜しければ今度、「並ばず旨い」店、教えて下さいね。    

昼飯専門 | 2008年9月13日 14:06

平日に開店30分前で20人行列とは・・・・以前にも増してパワーアップしていたんですねぇ。
1時間待ち、ご苦労様でした!

タピオカ入りの麺って、かなりの噛みゴタえですよねぇ。^^;

こま | 2008年9月13日 16:28

 こまさん、コメント有難うございます。=*^-^*=
並びましたで〜、ホンマ。この1時間の次は<カドヤ食堂>40分。<弥七>30分が記録ですわ。

>タピオカ入りの麺って、かなりの噛みゴタえですよねぇ。^^;
〜それ、先にゆうてーなぁ。「タピオカ」全然気付きませんでしたよ。(x_x;)シュン

又、来週もどっかの東京の店で食べたるで〜〜。

昼飯専門 | 2008年9月13日 18:41

はずかしながら、六厘舎食べたことないんですよ。関東に帰ることになりましたんで早速行ってみます。

チャリ | 2008年9月18日 01:23

チャリさん、コメント有難うございます。

そうなんですか〜・・ラーメン超大国の東京へ旅立たられるんですか〜〜。
ちょっとレビュー拝見させて頂きました。「まだまだこれから」って時に・・。
残念です。

ここ<六厘舎>・・・(「東京で有名」、「行列」=旨い)という思い込みは絶対したくない!
と思って(少し下げる気持ちで・・)頂きましたが・・大したもんでした。
レビューに書かせて頂きましたが、関西では・・・無理?!かと・・。メッセ送っておきますね。

昼飯専門 | 2008年9月18日 19:30