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 「噂通りだな・・」  この一言がポロリと出るそんなつけ麺・・。流石です。

 まさかこんな形でここ<きんせい>に来ようとは・・人生の紆余屈曲か。
自分の通常活動範囲から、No.1の「つけ麺」はどこだ?と一人問うと、
「これ!」という一杯が出て来ない。先日、87点を付けた「東成きんせい」は
ほんだしの味がしていたが、大阪の狭い範囲で現時点で実際の心境としてであった。
 今日は重い腰を上げ、朝から京都の全粒粉の麺のつけ麺を食べに行くつもりだった・・。
きちんとチェックして、名神高速に乗ると、「なぬ!?」豊中ICから既に渋滞。
何でも朝から通行止めしてた余波の様子。ラーメンチェックして道路チェックせず。
 バカでした。このペースで行くと到着は12時過ぎる筈・・この猛暑の中、
京都市内で並んでたら「死ぬ・・ヤダ・・」と思ってゾッとした時、
「高槻!!」「きんせい!!」と思い付いたのです。これなら逆に丁度良い時間だな。
念の為、携帯で店をチェックしてTEL。「11時半からやってますよ。」助かった。
茨木・高槻ICで降ります。

 「東成きんせい」は何度か行っているのに、本家とも言うべきこちらへは
初めて来るというきんせい逆輸入の世間知らずラーメン好きの自分です。
初めての行為(味)を妄想し過ぎて先走りそう。期待しちゃってますよ。

 いつかはこういう事もあろうかと、地図にマークしていた事が、奏功し、
迷わず到着。11時半丁度に到着。先客6名並びで目出度くカウンターに座れた。
しかし、この場所でこれは流石に人気店だな・・。10分後には待ち発生。

 メニューを見ていると、「たまり醤油 こいくち」が気になる・・。
今日は絶対つけ麺だけど・・、「塩」はな〜〜・・。否、やはり今日は、
「塩つけ麺下さい。 大盛り何gですか?」 「390gです。」ちょっと迷った。
マイベスト量の300gを超えるが、滅多来れない店だ。無理してでも「じゃあそれで」
他の人は「冷やしつけ麺」が3、「塩つけ麺」が2、「極みの醤油」が2と
4人程サイドのご飯物と云うオーダーで、人気は分散してる様ですね。
ただ、その値段¥850-+¥100−は間違いなく高いと云える。

 待っている間、店内を見てると、特に広くはない物の「小奇麗」で奥に
畳の座敷が1テーブルある。「あそこ、良さそうやな〜」と一人思う。
 奥様といわれる女性の接客は素晴らしく、好感を持てる。(ルックスは別だけど←ゴメンナサイ)
この間、行った<綿麺>@松原の女性の声とソックリやん、と
どうでもいいことを思い出した。真似してたら面白いねんけどな〜〜

麺がそう太くない為か、テンポ良く順に運ばれて行く。
10分程で到着したそれは、薄金色に輝くつけダレの器が大きい事に目が向くのと、
「麺、多いな・・」もう、こちらの書き込みは多いので、トッピング類や
見た目の報告は飛ばしますね。
 但し、ついこの前迄「麺」だけを皿に盛りつけていた様ですが、
麺皿に薄ピンクの厚めチャーシュー2枚、葱とカイワレ?がトッピングに
変更されている様です。夏、熱いのでチャーシューは冷やしてる気がします。

 さあ、「ズルズル〜〜っ」と  「!!」  「熱いじゃんか〜〜!」
そう、つけダレ、表面油膜の力かかなり熱いです。これ程の熱さは滅多ありません。
一気に4〜5回「ズルズル〜ッ」と食べても大丈夫。「へぇ〜・・」
このタレの多さも手伝い、全然「アツアツ」でいけますな。基本キッチリですね。
因みに先日の「東成きんせい」は器がもう2回り小さかったので、
こうは行きませんし、ここ迄「熱く」提供されませんでした。

 もう一発目からの感想として、「旨いじゃね〜か!!このヤロー」 です。
今日、初めて自分に気付いたのですが、どうやら私はことつけ麺に関しては、
この様な加水率が多目のツルツルとして、あまり太くない麺はツボの様です。
つけ麺は「太麺でモチモチがいい」と思い込んでいた様です・・。
能書きの加水率云々では無く、この麺はかなりの高レベル故かも知れません。
 先日訪問の東成きんせいもつけダレは別として、このつけ麺の麺としては
細くも太くもないと思われる「平打ち中太麺」はかなり似ていました。
と、言うか私的にはその弱い記憶力と味覚からは「ほぼ一緒?」と感じます。
何度か双方を食べないと判りませんですな・・。
 
 恐らく、もうこの「ツルっ」とした麺を吸い上げ、何度か噛むだけで、
もう「K・О」ですわ。きっと、この時点でつけダレがかなりの駄作で
無い限り、マイジャッジは「合格!花丸!」になってるというのが事実。
 そう、きっと東成きんせいでは高バランス故に特徴が無いと思った
この手合いの「平打ちツルツル麺」。 コシ・噛み応え等は少なくても、
個人的にツボにハマってる事で、既に高い点数付けは約束されてたのでしょう。

 つけダレに潜むホタテ・・、結構この風味がその塩ダレから出てます。
この上品系なタレは、本来、私の嗜好からすると、
「アッサリしてるのはいいけど・・」となりそうな所ですが、
鳥ベースと思われる動物系の出汁がキチンと取られており、
単に「アッサリ」とは違います。確かに「アッサリ」なのですが、
深み・コクと言う味わいがある為に「旨味ある」という方向へと進んでいる。
豚骨が入ってるかどうかはもう、その他の崇高感のある出汁で判らない。正直。
つけダレのみを飲んだが、「塩」味ではあるが、「シヨッパくない」のは見事。
 
もう、これ以上の詮索は必要無いと思うのが正直な気持ちなので、
ドンドン食べてます。最近マイチェンしたと思しき麺の上のチャーシューは
薄味ながら、シッカリと味がし、塩ダレにクグらせて食べると「グ〜〜。」
ただ、脂が固まっているのは嫌がる人もいるかも知れませんね・・。
つけダレの中の具のホタテ以外のメンマそしてきんせいシンボルのウズラ卵と
少ないながら、私的には麺をツケる時、邪魔にならなくてこれでいい。

 麺の上に乗せれれた細切りネギで、時折りシャキシャキとした歯応えも
感じつつ、 又、スープ割りが気になった・・。誰も頼んでないし・・。
つけダレの器に木のレンゲがついてるので、「このまま飲め」かもと心配。
奥様?に聞くと「お声をお掛け下さい。」  良かった〜。

 食べ終わる頃、実は「満腹」になってました。やっぱキツかったか・・。
しかし、「スープ割りお願いします。」器を渡そうとしたら、空振り。
「割りスープお願いしま〜す。」・・・そうか、ここは・・。
小さなトックリでスープを出してくれました。皆さん、覚えておきましょう。
つけダレの器が大きいのでまだ大分タレが残っており、心配でしたが、
やはり、残量が多く、そのトックリでは優しいスープに迄到達出来ず、
濃い目の塩ラーメンスープとなりました。
 でも、「美味い、旨いよ・・」スープを掻き混ぜると、あら、僅かに一味も
入ってるのね・・。魚粉の様な物も僅かに・・かなりのテクニックですね。
しかし、単に量が多く、麺で満腹な為、完飲出来ず。ごめんなさいネ。

 数々のラーメンマニアを唸らせていたその「彩色らーめん きんせい」・・。
遥かに前から知っていながら今頃初訪の人間として、正直かなりの
「テクニック系」であり正にそれは以前からの想像していたその物でした。
 心配された「アッサリ和風ってだけちゃうのん?」は全くの杞憂であり、
奥深い味わいに満足し、幸福感すら齎せてくれました。

 これを味わうと、<東成きんせい>の評価点を変えたくなりますが、
1票頂いてるので、置いときましょう。
比較を簡単に書くと、<東成きんせい>のつけダレの魚介感はほんだし風の魚感を
持つ物で、こちら本家の様にホタテやエビその他の深みのある融合を見せない。
 そして、表面に浮く同じ「鳥感」を出す油分もこちらではやはりあっさりと
タレと融合しているが、東成では「別の油膜」感。 といった所でしょうか。
東成きんせい単独では私は充分に満足していたので、比較論になりますが・・。

 総評として、「良いお店」でした味・接客・店とこじんまりとしながら、
忙しくゴチャゴチャせず、気分良く頂けますし、これ程のテクニック味は、
「この先に何があるのか・・」とすら考えさせられました。
 「ガッツリ感」は感じなくとも、キチンと「満腹感」を与えてくれる上、
その「満腹感」は「幸福感」へと変貌して行きます。

 ただ、サービス面で駐車場は何とか出来ない物かと思いますが・・。
事実、帰る時点で店前のあの細い道に2台、心無い路上駐車がありました。
確かに、パーキングの便が悪すぎる事がその発端でしょう。

 帰る際には遠方客、地元の自転車で来た母娘等で賑わいを見せており、
他の近隣親子連れを見ても地元にも溶け込み、愛される、良い店でした。
いつ行けるか判りませんが、又来ますので・・御馳走様でした・・。
 心の中は千円以上払っても惜しく無いですが、やはりこの価格は
マイナスとさせておきます旨、ご了承下さい。

投稿(更新) | コメント (1) | このお店へのレビュー: 1件

コメント

つけ麺が大好きでアチコチで食べるんですが、ここほど熱々で食べられるお店には出会った事がありません。

私も、駐車場は不便だなぁと思います。

こま | 2008年7月25日 21:10